香川で出会った借金を返す風俗嬢OL

①ビール好きな香川風俗嬢

あぁ、今日も疲れたと思いながら缶ビールをぐいっと飲み干す。
銘柄は絶対にエビスと決めていた。

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だって、折角頑張って働いているのだ、ここで発泡酒やチューハイにするなんて考えられない。
そもそも第三のビールだか何だか知らないけれど、発泡酒とは何様なのだ。
スーパーでもコンビニでも、我が物顔で冷凍ケースを占拠しやがって。
邪魔なんだよと叫びながら、全部通路に放り投げてやりたい気分になる。
なぜならば、居酒屋とかでビールも発泡酒も味なんてかわんねぇよ!と騒いでいるバカな男たちがいるが、そんな発泡酒を買うような奴らのために貴重な冷凍ケースのスペースを埋める必要はない。
もちろん安いにこしたことはないが、そうそう、こんな話だってあったりする。
ちなみに発泡酒の一番許せないところは、たまに安い居酒屋なんかで、「期間限定」か「タイムサービス」とうたって、生ビール180円!とか出しているところがある。
そして、お前らに味なんてわかんねぇだろう?と言う顔で堂々と発泡酒を出してくる。
私はこういう居酒屋と思い切り言い合いになることがよくある。
そりゃ、少しでも安くビールを飲もうというセコイ私が悪いのは重々承知なのだ。
でも、だって、こんな暴挙を許していいのか、いやよくないはずだ。
だから、発泡酒は平積みで充分なのだ。
発泡酒なんて買うヤツは味の分からない味覚音痴だ。
ぬるくても気付くことはないだろうに、値段のせいか店側が媚びを売る。
ビールの旨みがわからないような奴らに媚びを売っているから、売り上げが落ちるんだよ。
おいおい、お前らはプライドがないのかと問い詰めたやりたいくらいだ。
それくらい発泡酒に対して憎たらしい気持ちを抱いている。
いやいや、ビールの美味さも発泡酒との違いも俺は分かっているけど、やっぱ安いからさ!というヤツがいたら、一言で済む。
働け。
まぁ、ここまで言っておいて何だが、私が唯一謝るべき対象がいるとすれば、ビールと発泡酒の味の違いが分かっており、お金もあるという状況ながら、その上で発泡酒が好きで飲んでいる人だ。
私は全く美味しいとは思わないが、こればっかりは好みなので、素直に謝りたいと思う。
というわけで、私はビールを愛していると言っても過言ではないと思う。
アサヒやキリンも悪くはないけど、やっぱり風味が段違いにエビスは良いと思う。
どうして、私がそんなにビールを愛しているのかって?
それは私に借金を背負わせるだけ背負わせて、勝手に逃げていった元彼が無類のビール好きでビールを嫌と言うほど語られ飲まされて来たからだ。
おかげさまでビールの味の違いはよくわかるようになった。
まぁ、結局、私の稼ぎじゃ借金が返せなくて、香川で風俗嬢をやるハメになったわけだが。

②ウィスキー好きな新宿風俗嬢

私は今日も行きつけのバーのカウンターでウィスキーを飲む。そしてダンディーで落ち着きのある格好良い男から、声をかけられるのを待っているのだ。
それは風俗で働いていないオフは、いつものようにこんなことをしている。
そしてああ今日もバーは閉店時間を迎えてしまう。結局今日もウィスキーを何杯もあおりながら、マスターを相手にくだを巻いていただけ。こんな私に声をかけてくれる紳士はいないのだろうか。
そんな私は新宿のとある風俗店で働いているマナミ(仮)・32歳。

もともとはOLをしていた時期もあるのだけれど、ウィスキー好きな上司との不倫がばれて会社を辞めることに。そのとき私は24歳で彼は40歳。そんな彼は私を定期的に抱いてくれて「妻と別れて君と一緒になる。だからもう少し待っていてくれないか」そう言って私に口づけをした。今でこそ騙されていたと分かるのだけど、そのときは彼のダンディーな男の魅力にメロメロで、絶対に彼と一緒になれると信じて疑わなかった。

そんな彼が好きだったのがウィスキー。彼と私を引き合わせてくれたのもウィスキーだったわ。私はウィスキーが有名な北海道・余市の出身で、地元にはウィスキーを売っているお店も多かったことから古くからウィスキーは近い存在だった。そのため私はお酒が飲めるようになってからも、女の子が好きなカクテルやサワーは全く飲まなかったの。そうだな、何か人生の深みが全く感じられないジュースみたいな味っていう感じ。だから小さい頃から慣れ親しんできたウィスキーを飲むことが多くて、地元ではそんな女の子も多かったの。でも東京に出てきたときはびっくりされたわ。合コンとかでもウィスキーをカウンターで飲む姿が大人の女性って感じに写ったみたいで、若い男から言い寄られたりもしたわ。身長が160センチ後半で、髪が腰ぐらいまであって肉がほとんどないガリガリ体型。私はそんな体型が好きじゃなかったけど、言い寄ってきた男は私のことをセクシーでスレンダーな女性って言ってくれたの。だから私ってそうなんだって思って、今も風俗で働いているときにそうやってアピールしてもらっているの。でも自分と同年代や下の年齢の男何人かと付き合ったけど、何だか物足りなくてすぐに別れちゃったの。

そんなときに会社で忘年会があって、彼に話しかけられたわ。そういった乾杯の席では決まってみんなビールなのだけど、私はウィスキーの「山崎」のストレート。そんな私の姿を見て女の子はみんな「変わっているわ」っていう目で私を見ていたし、多くの男は引いていた。でもそのとき私に話しかけて来てくれたのが彼だった。ウィスキーが好きな彼は私にウィスキーのことについて色々話をしてくれたの。そしてそれから仕事が終わった後とか休みの日に、ウィスキーの美味しいバーや専門店に連れていってくれたわ。実は私はそのときウィスキーが好きというよりも、それしか飲むものがなかったから仕方なく飲んでいたって感じだった。

でも彼に色々なところに連れて行ってもらって、段々とウィスキーのことを知っていったと同時に深くはまったの。それと同時にいつも紳士的で落ち着いていて、ウィスキーの知識も豊富な彼に惹かれて行ったわ。それにウィスキーのことを語り過ぎて、ついつい時間を忘れてしまって終電の時間を忘れちゃうなんて子供っぽいところもあったわ。そんなとき彼は決まって顔を赤くして、鼻をかいて「参ったなー」という表情をするの。そんな表情がかわいくて、愛おしくて段々と彼のことを好きになっていった。

彼と私の初体験もそんなとき。終電を逃した彼はいつも私をタクシーで家まで送ってくれたけど、その日は私が彼をホテルに誘ったの。「先輩。もっと一緒に居たい」って耳元でささやいてね。初めて彼に抱かれた日のセックスは本当に気持ち良かったわ。エッチも優しくて落ち着きがあって、「ここ痛くない?」 って確認しながらしてくれた。それにアソコも太くて逞しかったから何度もいっちゃったの。それ以来かな、彼とずっと一緒にいたいって思ったのと、付き合うならこんな人しかいないって思ったのは。私自身がませていたっていうのもあったけど、それまで付き合った男は必死に自分をアピールするけど、余裕がないから話していて面白くなかった。それにエッチもどこかで覚えた知識だけで、こっちのことなんて気にしない人ばかり。私を何とかいかせようとはしていたけど空回りばかりだった。それに若いくせにアソコが全然大きくないから、入れられても全然気持ち良くないの。何か自分を大きく見せようと思いすぎて、どこを見ても面白くないのよね。今考えれば若い人のそういうところも「かわいい」って思うんだけど。

仕事を辞めて彼にも捨てられた私は、風俗店で働きながら大好きなウィスキーを飲みながら彼のような男を今日も待っているの。いやもしかしたらまだ彼に振り向いて欲しいだけかもしれないけど。

風俗行くなら新宿に!